音の森とは

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美しさの基準づくり

基本理念

 「何を美しいと思うのか」、つまり「何を良しとするのか」その基準は音楽に限らず、生きる上で大切な軸になると言えます。「美しい=良い」という感性は子どもの時にこそ育まれるものです。美しいという感覚を子どもたちに伝えるには、音楽が最も分かりやすく、体感しやすいと言えるでしょう。指導の工夫によって、「さっきの音よりこの音の方がきれいだよね。」などと、より美しい音をその瞬間、その場で感じられることも、音楽教育の良さです。

 音の森は「本物に触れる」ことに徹底的にこだわります。音楽教室の授業では常に生のアンサンブルに触れ、教会音楽を扱うなど、特別な響きを感じる時間があります。また、年に3回の芸術鑑賞では、ただ触れるだけではなく、その楽しみ方を学びながら鑑賞します。

 「本物」にこだわり、子どもたちが繰り返し普遍的な美しさに触れる機会をちりばめた音楽教育を通して、美しいと思ったものを選択できるような感性を育んでいきます。

 

 

 

 

◆ピアノ・ヴァイオリン・チェロによる生演奏

音の森の音楽教室では、ピアノ・ヴァイオリン・チェロのピアノトリオをどの教室にも配置し、毎回の授業で生の演奏を取り入れていきます。

単にCDなどで音を聞くことは簡単ですが、実際目の前で演奏している人たちがいることで、子どもたちは耳だけでなく、その雰囲気すらも感じ取ろうと五感すべてを働かせます。

そして、ヴァイオリンやチェロ、ピアノといった楽器それぞれの音色を耳だけでなく体全体で、心で感じる経験を積み重ねていきます。

◆本物に触れる芸術鑑賞

音楽教室では、年に3回、音楽・美術などの芸術を鑑賞する授業を行います。たとえば、美術館で一枚の美しい絵に出会ったとして、その絵のポスターをお土産に買って帰ったとき。

家の壁に飾ってみると、実物とは全く別物だと感じることがあります。本物に触れる意味はここにあります。ただ通り過ぎるようなものでなく、立ち止まり心奪われるような鮮やかな出会いが、子どもたちの心の中に本質的な価値観となって蓄積していくのです。

このような経験を一つでも多く子どもたちに与えていきたいと考えています。

◆音楽のルーツと特別な響きを知る

教会音楽や民謡などは、昔から伝わる美しい音楽の代表であると言えます。

音の森では、教会音楽を『きりえ』、民謡を『ぽるか』という教材で扱っていきます。特に、『きりえ』の時間では、クラシックのルーツであるグレゴリオ聖歌を中心に歌います。

歌を歌うというと、子どもたちが元気いっぱいに歌うようなイメージが強いですが、この時間は、あえて優しい声で相手の音に耳を澄ましながら、調和を目的としたアンサンブルを行います。

美しい音楽を、みんなで一体になることを目指して歌う。そして、覚えた歌を年に一度、クリスマスコンサートで演奏する。聖歌元来の形である、伴奏なしのアカペラから、本物のオーケストラとの共演まで。

美しい音の調和中に自分の身を置くという経験を通して、大きな感動を味わう機会をつくります。

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